ダウン症は糖尿病の合併症になりやすい?体調管理で気をつけたい点

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ダウン症は、さまざまな合併症を持つことが知られています。

最も多いのは、先天的な心臓疾患ですが、学童期以降、問題になりやすいのは、肥満です。

ダウン症児には、ぽっちゃり体型が少なくありません。

愛らしいぽっちゃり体型ですが、病気を引き起こす心配があります。糖尿病です。

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肥満と糖尿病の関係

摂取したエネルギーが、消費したエネルギーより多いと、余ったエネルギーは、予備として蓄積されます。

予備のエネルギーとして蓄積された体脂肪が、必要以上に増えた状態が、肥満です。

肥満になると、インスリンの必要性が増します。

インスリンの必要性が増すと、体内で糖をエネルギーとして消費したり蓄えたりする作用を支える、膵臓などが、フルに回転して、肥満という事態に対応します。

その状態が長期間続くと、血糖を処理する役目の部分に異変が生じ、糖代謝のサイクルが狂ってきます。

糖代謝のサイクルが狂ったことによって、糖尿病を発症します。

▶︎ダウン症と先天性白内障の関係は!ダウン症と合併症について

ダウン症児は肥満になりやすい

ダウン症の人は、肥満になりやすい傾向があります。

肥満の傾向が目立つようになるのは、学童期以降。

小学校に入った頃から、いわゆるぽっちゃり体型が増えるようです。

ダウン症では、全体的な筋肉の緊張性の障害があります。

そのため、運動面の遅れが目立ちます。

心臓疾患により、運動を制限されているダウン症児も、少なくありません。

運動量が不足しがちなことは、肥満になりやすい要因の一つです。

ダウン症児の11%に、動きたがらないという傾向が顕著に見られたとの調査結果があります。

運動量が不足しがちな反面、食べることが好きなダウン症児は、多いようです。

ダウン症児の行動異常を調べた調査では、28%に過食が見られたそうです。

運動不足と食べる量の多さが相まって、学童期以降のダウン症児は、肥満になりやすいとされています。

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栄養コントロールと適度な運動が必要

肥満かどうかは、体内に占める脂肪の割合で決まりますが、体脂肪だけを正確に測定するには、特別な機械が必要になるため、通常は、体格指数(BMI)を使います。

BMIは、体脂肪量とよく相関する肥満指数で、国際的に使われています。

BMIは、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求めます。

計算結果が、25以上が肥満とされます。25を超えると、糖尿病、高血圧、高脂血症など、多くの生活習慣病が起きやすくなるためです。

最近の研究では、BMIが27だと、糖尿病になるリスクは2倍になることが分かりました。

糖尿病の予防には、BMI20~24に相当する体重を目標とするのが良いとされています。

体重を減らすことが、糖尿病の治療や予防では、先決です。

日本人の場合、成人では3kg減らすだけで、インスリンの感受性や血糖コントロールは、目に見えて改善されると言います。

減量の目標は、まずは、3kgです。

3ヶ月ほどかけてゆっくりと体重を落としましょう。

摂取カロリーは、1日あたり、標準体重×20~25キロカロリーに設定します。

ちなみに標準体重とは、BMIの計算結果が22に相当する体重です。

22が、最も病気になりにくいためです。補助的に運動療法を取り入れます。

合併症に合わせて、無理のない運動を習慣づけることが、大切です。

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