ダウン症の男女に生殖能力はあるのか?結婚や出産は可能なのか?

遺伝子疾患の中で最も発生頻度が高いダウン症。

 

染色体異常によって、

精神遅滞、知的障害、

さまざまな身体疾患が生じることが知られています。

 

特徴的な容貌からも偏見の目にさらされることが多い病気と言えるでしょう。

 

出生前診断でダウン症の確定診断を受けると、

多くの妊婦が人工中絶を選んでいるのが現状です。

 

厳しい実情のもと、

ダウン症の子どもたちには、

どのような人生が待っているのでしょうか。

 

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男性と女性では子どもをつくる能力に違いがある

ダウン症は、

21番染色体が1本余分に存在し、

トリソミー症になっていることで発症します。

 

ダウン症の人の93%は標準型21トリソミーです。

 

21番染色体が他の染色体に付着した転座型が5%、

個体の中に正常核型の細胞と

21トリソミーの細胞とが混在しているモザイク型が2%と言われています。

 

男性のダウン症患者では、

モザイク型を除き、

不妊になります。

 

女性の場合は、

多くは妊娠が可能です。

 

ただし、

赤ちゃんの50%はダウン症を発症します。

自然流産になることが多いとされています。

 

downsyndrome

 

 

▶︎ダウン症同士の結婚は日本ではどう思われているのか?

 

ダウン症患者同士が結婚したケースでは

ダウン症患者は、

施設で成長し、

施設で老後を過ごすことも少なくありません。

 

結婚や出産といった人生のイベントからは、

遠ざけられている印象があります。

 

しかしそのような印象をくつがえすカップルがイギリスで誕生しました。

 

PaulとAndreaのふたりです。

 

ふたりは、

ダウン症患者です。

 

幼い頃から施設で一緒だったふたり。

 

自然な愛情がふたりの間に芽生えます。

 

「結婚」という自然な願い。

 

しかし、

ソーシャルワーカーに相談しても、

理解は得られませんでした。

 

「前例が無い」

「ダウン症では、周囲の助けが無いと、生きていけない」

「結婚の誓いの意味が分からないではないか」

「妊娠できないのだから」

ソーシャルワーカーの口から出たのは、

世間の常識という形をとった偏見でした。

 

ふたりの気持ちは変わりませんでした。

 

PaulもAndreaも、

貯金を始めました。

「結婚」をソーシャルワーカーに相談したのが1995年。

 

貯金をし続けたふたりは、

2004年、とうとう周囲の理解を得て結婚しました。

 

イギリスのメディアは、

ふたりの結婚を報じました。

 

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妻のAndreaは、

インタビューに答えて、

こう語っています。

「普通の妻で普通の夫。私たちがなりたかったのはそれだけ。」後日、

Andreaは、ふたりの生活ぶりについて語っています。

 

「毎朝キスして、家を出るPaulに『愛してる』って言うの。

そうしたらPaulも『僕もだよ』って言ってくれる。」

何気ない日常の中に静かに育まれた確かな愛情。

 

ふたりは、

結婚式の写真を毎日見ていたと言います。

 

結婚11年目、

Andreaは心臓疾患で他界します。

 

イギリスのメディアは、

Andreaの訃報を報じました。

 

ダウン症という病気が、

ありふれた幸せを阻むことはないということを、

ふたりは証明したと言えるでしょう。

 

Andreaの訃報が、

ダウン症の人の新しい道につながっていると信じたいものです。

 

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