緑茶の成分はダウン症患者にどのような効果をもたらす?

スポンサーリンク

健康に良いとされる緑茶。

近年、緑茶が見直されています。

緑茶に、より熱い視線を送るようになっているのが、ダウン症の子供を持つ保護者です。

2016年6月、緑茶の成分に、ダウン症の症状を軽くする効果があるのではないかとの研究結果が発表されました。

何という成分が、どのような効果をもたらすのでしょうか?

ocha

ダウン症に注目の成分はEGCG

ダウン症児を持つ親の注目を集めている研究をまとめたのは、スペインのゲノム制御センターのマラ・ディエルセン博士らのチームです。

研究チームが注目した成分は、エピガロカテキン・ガレート(EGCG)です。

EGCGは、緑茶に多く含まれるポリフェノールの一種です。

同じお茶でも、紅茶には、EGCGは含まれていないそうです。

EGCGについては、2014年にスイスのバーゼル大学が、研究を行っていました。調査対象とされたのは、ダウン症の患者ではありません。

バーゼル大学の研究では、健康な被験者12人に、緑茶から抽出したEGCGを投与しています。

実験の結果、EGCGによって、脳内のワーキングメモリーに関係する部位の連携が良くなることが、明らかになりました。

ディエルセン博士らの研究チームでは、16~34歳のダウン症患者84人を対象に、調査が行われました。

緑茶を飲むと、ダウン症患者も、記憶力が良くなるのか?調査は、1年以上かけて行われました。

▶︎ダウン症予防に評判の葉酸!食べ物に葉酸が含まれている食品・食材

脳機能の一部が改善される

ディエルセン博士らの研究では、84人のダウン症患者を2つのグループに分けました。

1つは、EGCGを45%含むカフェインレスの緑茶サプリを、毎日飲むグループ。

もう1つは、プラセボ(偽薬)を毎日飲むグループです。

ちなみに、EGCGの平均摂取量は、1日あたり9mg/kgです。

いずれのグループにも、インターネットを使った、同じ認知力訓練を、毎週1回受けてもらうこととし、実験開始から3ヶ月後、半年後、1年後に、同じ認知力テストを受けてもらいました。

その結果、脳スキャンから、緑茶サプリを毎日飲んだグループは、プラセボのグループよりも、脳神経細胞の結合が増加していることが、明らかになりました。

ただし、認知力テストでは、大半の項目で、際立つ違いは見られませんでした。

違いが見てとれたのは、視覚の記憶パターン、言葉から連想する能力、適応行動など。緑茶サプリを飲んだグループでは、それらの項目の成績が著しく高くなっていました。

そして、それらの項目は、時間の経過とともに向上する傾向が見られました。

ディエルセン博士は、今回の研究結果は、EGCGに劇的な効果があるとは言えないものの、視覚の記憶や言葉の能力、脳の神経細胞の連携などに改善が見られたのは確かで、ダウン症の症状を軽くする薬物療法に道が開けたと、コメントしています。

スポンサーリンク

▶︎美的ヌーボプレミアムの口コミや評判!ダウン症予防に葉酸はいつから飲むべき?

ダウン症は妊娠中の対策がより効果的!注目の栄養素が葉酸

緑茶に含まれるEGCGは、ダウン症を持つ人にとって、症状を軽くする薬物療法への道を、開くものと言えます。

ただし、ダウン症の症状を軽くする、具体的なものは、まだ開発されていません。

ダウン症の治療法は、緑茶の成分も含め、まだ模索段階です。

ダウン症については、妊娠前や妊娠初期に特定の栄養素を摂取する事で、リスクを大幅に軽減する事ができると言われています。

その栄養素は、葉酸です。

葉酸は、正確なDNAを再生する働きがあります。

女性の場合は、妊娠初期に、男性は妊娠に備えた性交渉の3ヶ月前から、葉酸を継続して摂取する事が、推奨されています。

▶︎妊婦に与える葉酸のデメリット!葉酸を飲む前に知っておこう

葉酸が必要なのは女性だけじゃない!健康な赤ちゃんのためには夫婦で葉酸を摂取

ダウン症の赤ちゃんが生まれる原因は、ほとんどが、精子や卵子ができる時の分裂異常とされています。

卵子の年齢は、女性の年齢に0.5歳を足したものと言われています。

妊娠年齢が上がるにつれて、卵子の老化は進みます。

その老化を緩やかにするのが、葉酸と言われています。

葉酸には、強い抗酸化作用があります。

老化の原因の1つが、酸化です。

男性も、葉酸を摂取していると、染色体異常のリスクが低くなる事が、研究によって明らかにされています。

葉酸を摂取していると、染色体異常は、30%も低くなると、報告されています。

ダウン症を持って生まれた人に、緑茶が効く以上に、妊娠に備えて、夫婦が葉酸を摂取する事は、有効なダウン症対策と考えられます。

▶︎厚生労働省推奨400μgの葉酸サプリを見る


スポンサーリンク


→ダウン症の出生確率を今すぐ7割軽減する


関連記事はこちら↓↓

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ