ダウン症の人は親が亡くなった後の老後が心配!みんなどうしてる?

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妊娠の高齢化に伴って不安が大きくなってくるのが、ダウン症の子供を産む確率です。

妊娠中の診断によって、胎児に異常の可能性があることが告げられ、詳しい検査を受けることになると、女性は、まだ見ぬ赤ちゃんの将来まで思い描き、不安に駆られるものです。

小さいうちの情報は多くなってきたものの、中高年になったダウン症の人に関しては、まだまだ情報が不足しているのが、実情です。

医療の進歩によって、ダウン症の人の平均寿命は、着々と伸びてきています

。親が亡くなった後も、寿命を全うするダウン症の人は、少なくありません。

そのような老後に向けて、みんなどうしているのでしょうか?

 

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施設での集団生活に早めになじませていることが大切

ダウン症の子供を受け入れる保育園や幼稚園も、近年は徐々に増えてきました。

小学校も、教育委員会や学校の校長先生との話し合いを経て、地元の普通学級に通うダウン症の子供も見られるようになってきました。

ただし、そのような選択肢が選べないダウン症の子供もいます。

知的障碍が重い子供の場合です。

知的な障碍が重い子供の場合、集団生活に馴染めるように早くから施設を利用している方が、その後の生活を円滑に進めることができるようです。

障碍が重いことを保護者が不憫がって親とマンツーマン的な生活を送っている場合、集団生活に馴染めず、デイサービスを利用できるように手配しても、問題行動が絶えず、デイサービスが続かないという相談が、保護者や家族から寄せられることが少なくないようです。

集団生活に馴染んでおり、日常生活を自力でこなせるようになっていると、障碍が重くても、学校を卒業した後は、授産施設に通って毎月工賃を受け取りながら、障碍者年金を貰って、グループホームに入所するという選択肢も選べます。

近年は、福祉法人が運営しているグループホームが増えています。

グループホームは、自立支援法に基づいて運営されているため、月々の年金と工賃で、生活は成り立ちます。

 

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▶︎重度のダウン症でも施設入所は可能なのか?オススメの施設は?

 

症例の報告例が多くない認知症患者の対応が課題

医療の進歩によって、ダウン症の人の寿命は、伸びています。

寿命が伸びるに伴い、課題になってきているのが、ダウン症の人が認知症を発症した場合のケアです。

ダウン症の人は、健常者よりも、早く認知症を発症します。

健常者では、65歳以上で5~7%、80歳以上で約25%の人が認知症を発症しているとされています。

ダウン症の人の場合は、ある研究機関の調査によると、45~49歳で8.9%。50~54歳で17.7%。55~59歳では、実に32.1%。60歳以上では、25.6%との結果が報告されています。

難しいのは、認知症と診断された後のケアです。

介護認定を受けることは、もちろんできます。

介護保険のサービスを受けることもできます。

ただし、認知症の症状が進行して、入所している施設での対応が困難になった場合、認知症の人としてではなく、ダウン症の人としてのケアが必要なのではないかとの議論が始まることがあります。

介護認定した場合、行政としては、介護保険の枠内で処理するというのが原則です。

自立支援法での対応が限られているという現実問題もあります。

市町村の障碍者相談窓口、ケースワーカー、施設の担当者などの間で、見解の食い違いが生じることもあります。

ダウン症の中高年の人が、認知症を発症した場合のケアは、試行錯誤が続いています。

その時のために、成年後見制度を早期に利用することも必要でしょう。

▶︎ダウン症児のリハビリ内容は?リハビリをすると何が変わるのか?


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