ダウン症の子を持つ親の特徴!仕事・年齢は見たら×××が判明!?
子供が無事に生まれてきてくれることや、子供の健康を祈るのは親として当然のことです。
特に、妊娠したことがわかって気持ちが落ち着いてくると、先天的な病気や障害について不安になる人もいると思います。
先天的な障がいとして有名なダウン症候群に注目し、ダウン症児の親の特徴について見ていきたいと思います。
子供のダウン症は親の責任なのか
結論から言うと、子供がダウン症だからといって親の職業や出身地などに共通項はありません。
これは当たり前の話です。
そもそも、ダウン症はほぼ遺伝するような病気ではありませんから、両親どちらともに責任があるなどとは言えません。
ダウン症には大きく3つのタイプがあります。
「標準型」「転座型」「モザイク型」の3タイプのうち、最も多いとされている「標準型」は遺伝性のものではありません。
「モザイク型」は全体の1~2%程度しかいませんが、これも遺伝性のものではありません。
唯一、「転座型」のみ遺伝している可能性がありますが、それも転座型の内の約半分です。
転座型はダウン症の中の5%~6%といわれています。
つまり、ダウン症のうち遺伝が関係しているものは3%以下程度しかありません。
ダウン症児の親の唯一の共通点とは
ダウン症児の親の共通点を強いてあげるとしたら、「高齢出産」があります。
これは、ダウン症の発症条件を考えるとある意味当然といえます。
ダウン症の発症条件のひとつに、精子や卵子(受精卵を含む)の分裂異常があります。
この分裂異常は妊婦の年齢が高くなればなるほど起こりやすい傾向にあります。
たとえば、20代では1000分の1だった確率が、高齢出産である35歳になると385分の1まで確率が上昇します。
この確率は初産婦も経産婦も変わりません。
そのため、第一子はダウン症児だったけれど第二子は健康な子が生まれた、といったこともあり得ます。
また、これはあくまで確率の話で、ダウン症児出産確率の低い20代でもダウン症児を出産した人は当然います。
そのため、ダウン症児の親の明確な共通項なんてないと考えていいでしょう。
父親が育児に協力的!早い告知に動揺する妻を夫が支える
高齢出産の場合、父親は40代になっています。
まさに分別盛り。
ダウン症の子供を授かった事で、人生設計に変化が生じた事を、受け止めるのに要する時間は、一体に妻よりも短いようです。
先天性の障害の中で、ダウン症は、早く告知される傾向があります。
特徴的な容貌や身体的な特徴によって、産婦が自分の子供に違和感を感じる事が、少なくないためでしょう。
発達障害の場合、診断が下りるのが、3歳以降というのを考えると、非常に早く告知される事になります。
産後の情緒が安定していない時期に、先天性の障害を告知され、動揺が激しい妻。
その妻を支える事で、夫は、わが子の障害を受け止めて行くようです。
ダウン症の子供の父親は、育児に協力的です。
▶︎ダウン症の人は親が亡くなった後の老後が心配!みんなどうしてる?
経済的な面でも子供を支えようと副業を始めるケースもある
ダウン症の子育てには、公的な支援があります。
ごく普通の会社員でも、経済的には、大きな支障を感じる事はありません。
ただし、ダウン症の子供を持つ親は、少しでも財産を残したいと考えます。
自分たち親が、生涯子供の面倒をみてやれるわけではないためです。
ダウン症の子供を持つ父親には、副業を始める人が、稀ではありません。
資産運用やネットでの副業が多いようです。
夫と一緒に、副業を始める母親もいます。
▶︎ダウン症の子供を持つ親の現実!格差や仕事といった問題が山済み!?
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