ダウン症児の離乳食!お悩みと解決法3つのポイントはコチラ!
ダウン症の赤ちゃんは、発達がゆっくりです。筋緊張が弱いのも特徴です。
筋緊張の弱さは、体全体を通して言えることで、口や顎の筋肉も例外ではありません。
おっぱいをあげている時、母乳を吸う力が弱いことを実感するママは少なくないことでしょう。
離乳食を与える時、どのようなことに注意したら良いのでしょうか?
先輩ママの体験を踏まえて、解決策を探っていきましょう。
離乳食はいつから始めたら良い?
健常児の離乳食デビューは、生後5ヶ月とされています。
ダウン症の赤ちゃんも、生後6ヶ月になったら、離乳食を少しずつ与えてみるのが良いでしょう。
ダウン症の赤ちゃんも、生後6ヶ月を過ぎると、健常児と同じように自己主張が強くなります。
離乳食を始めるのが遅れると、食べ物やスプーンを拒否することがしばしばあります。
最初は、食事として与えるのではなく、舌に食べ物を乗せることに慣れさせるというつもりで、ごく少量を舌に乗せるようにしましょう。
舌の感覚が鋭い赤ちゃんは、乗せられた食べ物を口からベーッと出してしまうことも少なくありませんが、出したから嫌いなのだと思わず、根気よくあげるようにしてください。
ダウン症の赤ちゃんに離乳食食べさせる際ごっくんにはトロミをつけると良い
舌の上に食べ物を乗せることに成功したら、次の目標はごっくん。
ごっくんは、ダウン症の赤ちゃんにはけっこう難しいものです。
「ごっくんしてくれたら拍手もの」と言うママもいます。
どうしたらごっくんしてくれるのか?オススメはトロミをつけること。
片栗粉を入れ、トロッと飲み込みやすい形状にしたところ、食べるようになったという話は、しばしば聞かれます。
麺類の注意点!麺は短く切って
おかゆは食べてくれないという時、多くのママが試すのが、うどん。
柔らかく煮込んだうどんは、離乳食としてよく利用されています。
麺類が好きな赤ちゃんも多いようです。
ただし、麺類は、噛まずにツルツルと飲み込めることに注意!
噛まずに飲み込んでいては、口腔機能は発達しません。
離乳食の段階では、うどんを与える際は、短く切ってよく煮込み、赤ちゃんがもぐもぐするような形にしましょう。
たくさん食べて欲しいと願うあまり、丸のみ状態にならないように注意してあげてください。
雰囲気作りも大切、食べて貰う事をしっかりと考えて
離乳食を口に運んでも、お口をぐっと閉じたまま、全く食べてくれないというケースも少なくありません。
ママ泣かせです。
準備万端整えて離乳食を用意したママの顔は、赤ちゃんの閉じたお口の前にこわばります。
そうしたママの顔を見て、赤ちゃんの口は一層しっかり閉ざされてしまうことに。
赤ちゃんが食べ物に関心を持つように、楽しい顔つきでママが食べてみせるのも、演出の一つです。
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