ダウン症児の靴選びの3つのポイント!なぜ靴が重要なのか?
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わが子がよちよち歩きだすのは、親にとってまたとない幸せ。
成長を実感するひと時です。
そうした幸せタイムも、ダウン症の子供には思いがけない問題が潜んでいます。
どのような問題なのか、どうしたら良いのかを、まとめてみました。
ダウン症の子供の足の特徴
さまざまな身体的特徴を持つダウン症の子供。
足にも、いくつかの共通する特徴が見られます。
まずは、同じ年頃の子供よりも、足はいったいに小さめです。
成長がゆっくりだからです。体が柔らかいことは、足首も例外でなく、非常に伸びます。
足のつくりとしては、かかとが小さく、土踏まずがほとんど無く、甲も低いと言えます。
足は、立った時に全体重を支えるだけに、サイズが小さく、かかとも小さいとなると、床に接触する面積が狭くなり、不安定になりがちです。
筋力が弱いので、かかとの骨を垂直に支えきれず、体全体が傾いてしまい、バランスを保つのが、難しいと言えます。
そのような身体的特徴から、歩けるようになったダウン症の子供には、歩く際に足が内側に寄っているような歩き方をする子供が少なくありません。
バランスをとりやすくしようと、重心を親指側に置くためです。
そのような歩き方を放置していると、将来的に外反母趾になったり、足の関節に異常を来たしたりする可能性が出てきます。
そのため、歩けるようになったら、ダウン症の子供の足に合わせた靴を選ぶことが大切になります。
かわいいデザインの靴を履かせてやりたいという思いよりも優先してあげる必要がある、靴選びのポイントとは、どのようなものでしょうか?
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ダウン症の子供の靴選びの3つのポイント
1.まずは、かかとが固くてしっかりしていることが大切です。
子供用の靴には、かかと部分をギュッと押すとフニャリとなる物もありますが、フニャリとなるようなら、ダウン症の子供には不向きです。
かかとが固いことによって、立った時にバランスがとりやすくなります。
まずは、かかとが固い靴を選びましょう。
2.ハイカットタイプの靴を選びましょう。
足元もサポートしてくれるのが、ハイカットタイプ。
ハイカットタイプの靴は、足首から支えて、歩行に必要なバランスの補助をしてくれます。
歩き始めた頃には、ハイカットタイプの靴を履かせるようにしたいものです。
3.靴裏のソールの部分に切れ目が入っているものがオススメ。
歩く時には足を後ろに蹴りだします。
蹴りだした時、足の指は、靴の中でもかなり曲がります。
ソールのゴムに切れ目が入っていると、切れ目に合わせて靴が曲がるので、歩きやすくなります。
靴選びで、意外と難航するのが、ソール部分の切れ目。
ハイカットタイプの靴はけっこうありますが、ハイカットで、ソールの部分に切れ目が入っているものとなると、種類は限定されてしまいます。
ダウン症児の育児ブログでオススメされているのは、GD.WALKERBABY HI(品番TUBIIO)です。
なお、サイズは、靴のインソールを外してかかとの位置に合わせてみた時、インソールが足の親指より1センチくらい長いのが、ちょうど良いとされています。
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