妊婦に与える葉酸のデメリット!葉酸を飲む前に知っておこう
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妊娠したら、必ず摂取したいのが、葉酸サプリメントです。
厚生労働省も、通常の食事に加えて、サプリメントで葉酸を摂取することを、推奨しています。
そうした葉酸にも、デメリットがあるのをご存知でしたか?
葉酸を飲み始める前に、デメリットを知っておきましょう。
多く摂りさえすれば良いわけじゃない!過剰摂取がデメリットを生む
葉酸のデメリットは、過剰摂取した時に現れます。
妊婦に見られる主なデメリットは、葉酸過敏症。
葉酸過敏症の症状としては、発熱、蕁麻疹、かゆみ、呼吸障害などが、あげられます。
胎児にも、葉酸の過剰摂取によるデメリットが、現れる事があります。
妊娠後期に当たる、妊娠30~34週に、葉酸を過剰摂取し続けていると、赤ちゃんの小児喘息のリスクが、25%高まることが、報告されています。
妊婦に見られるデメリットも、胎児に現れるデメリットも、合成のモノグルタミン酸型の葉酸を、1日1000μg以上摂り続けた場合です。摂取量を守れば、特に心配はありません。
→アメリカ産の葉酸サプリは安全?国によって成分とかは違うのか?
好ましい摂取量は妊娠初期と妊娠中~後期では異なる
葉酸の摂取量として、厚生労働省が推奨しているのは、1日400μgです。
これは、妊娠前から妊娠初期にかけて、サプリメントから摂りたい量です。
厚生労働省が葉酸サプリメントの摂取を推奨しているのは、この期間です。
妊娠初期には、胎児の神経管が形成されます。
神経管は、脳や脊髄の形成と成長に、大きく関わる身体部位です。
葉酸は、DNAを含む核酸の合成や細胞分裂を促す作用があります。
妊娠前から妊娠初期にかけては、特に多量の葉酸が必要になります。
妊娠中期から後期にかけては、1日240μgの葉酸をサプリメントから摂取するのが、好ましいとされています。
妊娠中期から後期にかけては、胎児の成長に鉄分が多く使われ、母体の血液中の鉄分が減少します。
貧血になりやすいのが、妊娠中期から後期にかけてです。
葉酸には造血作用があります。
サプリメントで葉酸を補給するのが、好ましいとされています。
サプリメントの用量を守れば過剰摂取の心配はない
食事から葉酸を摂取するのに加えて、サプリメントから葉酸を摂取しても、過剰摂取の目安とされる1日1000μgを、超えることはありません。
食品に含まれる葉酸は、水や熱に弱く、調理の際に多くが失われてしまうためです。
コロンビア大学の研究によると、10分間、野菜を強火で煮ると、失われる葉酸の量は、ブロッコリー69%、ほうれん草65%、キャベツ57%、アスパラガス22%と報告されています。
また、葉酸は、水溶性のビタミンなので、通常の食生活で、たとえ一時的に過剰に摂取したことがあっても、不要な分は、尿などで排出されます。
葉酸サプリメントの用量を守れば、過剰摂取によるデメリットは、心配しなくて良いとされています。
→【ダウン症予防】ヤマノ葉酸サプリの口コミや評判!妊婦にオススメ?
葉酸サプリは妊娠初期だけ飲んでいればいいわけじゃない
厚生労働省が、葉酸サプリの摂取を推奨しているのは、妊娠初期です。
胎児の先天的な奇形のリスクを、葉酸が少なくするためです。
しかし、葉酸は、妊娠中期から後期にかけても、摂取したい栄養素です。
妊娠中期から後期にかけては、胎児の成長に鉄分が多く使われます。
母体の血液中の鉄分が減少し、貧血が起こりやすくなります。
葉酸には、造血作用があります。
妊娠中期から後期にかけても、葉酸サプリを飲み続ける事で、貧血というデメリットを回避できます。
妊娠中期から後期の適当な葉酸の摂取量は?妊娠初期と同じ量を摂ると多すぎる
葉酸の摂取量として、よく知られているのは、1日あたり400μgです。
これは、厚生労働省が推奨する、妊娠初期の摂取量です。
妊娠中期から後期は、1日あたり240μgが適量とされています。
葉酸サプリには、400μgを1錠で摂れるようにしてあるものが、少なくありません。
その場合、妊娠中期から後期には、葉酸を摂りすぎてしまいます。過剰摂取によるデメリットが、生じてしまいます。
妊娠中期から後期に、摂取量を調整できるのが、ベルタ葉酸サプリです。
ベルタ葉酸サプリは、1日分400μgを4粒で摂取できるようにしてあります。
葉酸の摂取量に変化が生じた妊娠中期から後期にも、量を調整できます。
過剰摂取によるデメリットを防ぐ事ができます。
→ベルタ葉酸サプリの口コミ評判!ダウン症予防で葉酸を飲んでいる人は多い?
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