ダウン症がエコーでわかる確率は何%!?
胎児がダウン症であるかどうか!?は、エコーだけでは分かりません。その事について今回は調べてみました!
エコーでダウン症が判明するは嘘!
ネットにはいい加減な書き込みが散乱していて、「エコーだけでダウン症は大体診断がつく」とか(大ウソです)、「エコーで20%は診断がつく」という根拠のない数字まで挙がっているようですが、エコー検査ではお腹の中の胎児の障害の有無は全く分からず、確定診断が欲しいのなら出生前診断を受けるしかないのです。
エコー画像でも発見できるダウン症の特徴はあります。
赤ちゃんの首のうしろにこぶのようなものが見える(NT)、指の数の異常、指同士の間隔の異常、心臓の音や動き方に異常がある(ダウン症は心臓疾患を抱えています)…などです。
ダウン症の特徴や症状は当事者によって、異なるために全ての特徴がひとりに当てはまるわけではありません。
それにエコーによって発見される、心音の異常は別の障害によるものかもしれません。
もしかしたらダウン症かも?知れない程度がエコー
エコー画像で“胎児の鼻の形がおかしい”から不安でたまらない主婦がいました。
しかし医師が羊水検査を受けろとは言わないので、医師に対する不信感まで持つようになりました…というのなら本末転倒です。
羊水検査は流産リスクがあるので、おいそれとお薦めできない事情もあります。
エコーで観察することができるのは、“もしかしたらダウン症かもしれない…”という程度。
ダウン症の場合、産まれてきて何年か経過してから、成長・発達に異常が見られてダウン症だと診断されることもあるのです。
エコーでそれらしき兆候が見られても、産まれてきて別に何も異常が無かったというケースも多いそうです。
心配なら出生前診断を受ければ、今なら99%の確率で発見できます。
ダウン症がエコーでわかる確率は何%!?のまとめ
ダウン症をエコーで検診する際は、エコー検査で胎児に異常がないか確認して、おかしな所があった場合は、医師の方から羊水検査を勧められる流れになるパターンが多いと思われます。
羊水検査は、母体に負担がかかるため勧めない医師もいます。
個人的には、エコーで検査をしてダウン症やその他の疑いを医師から言われた場合は、医師と相談して、羊水検査等の出生前診断を受けるかどうか決める方が良いと考えます。
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