妊娠10週目でダウン症はエコーでわかるのか?
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妊娠10週目でダウン症の症状はエコーで判別するのでしょうか?
その事について調べてみたいと思います。
新生児でダウン症を発症しているケースは高齢出産の影響によって、発症率が年々増えてきています。
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ダウン症と定期検査について!
年齢は若い人でもダウン症を発症した、新生児を生み出してしまうことがありますので、定期的に検査を行っていく必要があります。
妊娠中でも様々な検査を行っていきますが、妊娠して10週目あたりになってくると、徐々に胎児の形も変わってきて把握することができます。
そんな時にエコー検査などを行うことで、ダウン症かどうかを知ることはできるのでしょうか。
実際のところ正確にダウン症かどうかを判断していくことはできません。
エコー検査を進めていく中で、ダウン症らしき症状を見つけることはできるでしょう。
しかし正確にダウン症を確定させることはできず、可能性があると判断されていきます。
実際のところ出産をしたら、健康そのものというケースも少なくありません。
エコー検査ではダウン症なのかわからないものの、ダウン症の特徴らしき動き方などを見ることができます。
▶︎妊娠後期のエコー検査でダウン症の特徴はどこまで分かるのか⁉︎
エコーでダウン症である確率はある程度判明する!
例えば心臓の動き方や形、そして首の後ろにあるこぶ状のものが、明確になっているといったケースです。
指にも数や幅に異常を見つけることもできるでしょう。
全てが該当するということはありませんが、ダウン症の可能性は高くなっていきます。
しかしながら確実にダウン症か判断することができるのは、生まれた後です。
妊娠10週目では、胎児が変化する可能性は極めて高いため、判断していくことは難しいです。
ただ生まれてくる子供がダウン症なのか心配となった時には、出生前診断を受けることができます。
妊娠10週目でも可能となっていますが、ここで大半の状況を知ることができるでしょう。
染色体の異常もチェックしていくことができる、新型出生前診断というのも新設されていますので、気になる方は検査を受けておきましょう。
▶︎ダウン症のエコー検査で手がグーパーを出来ないとダウン症の可能性?
出生前診断の具体的な内容は?
出生前診断といっても、色々な方法があります。ここでは特に行われやすい3つの方法を紹介します。
【胎児超音波スクリーニング検査】
妊娠11週目~妊娠13週目に受けられる検査です。
通常の超音波検査に比べて、かなり細かく胎児の様子を確認します。
ここでは異常があるかないかだけの判断がされるため、異常がある疑いが見られた場合にはほかの精査検査を受けるように勧められることもあります。
【母体血清マーカーテスト】
妊娠15週目~妊娠21週目に受けられます。
母体の血液を採取し、血中成分を詳しく調べることで、胎児の染色体異常の確率を調べることができます。
採血だけですむので手軽に行えますが、あくまでもわかるのは確率なので、確定診断はできません。
【羊水検査】
妊娠15週目~妊娠18週目に受けられる検査で、確定診断として用いられます。
母体血清マーカーテストとセットで行う場合もあります。
お腹に針を刺して羊水を採取し、検査します。
低いとはいえ流産のリスクがあります。
新型出生前診断(NIPT)とは?
このほか、新型出生前診断という新しい検査方法があります。
NIPTとも呼ばれますが、羊水検査よりリスクが少なく、高い精度で胎児の染色体異常を検査することができます。
NIPTでは母体の血液からDNAを採取し分析するので、母体や胎児にかかる負担が少ないことがメリットです。
デメリットとしてはまだ新しい方法なので、受けられる機関が少ないことと料金が高いことです。
それから、精度は高くなりましたが、100%ではありません。
そして、陽性だった場合でも確定診断をするために羊水検査を受ける必要があります。
また、NIPTを受けるには「高齢出産」や「過去に染色体異常の赤ちゃんを産んだ経験」などの細かい条件があります。
妊娠10週目でダウン症はエコーでわかるのか?のまとめ
妊娠10週目の時点でエコーで100%ダウン症か否かというのは判明できないにしろ、ダウン症の可能性があるかもしれないという事はわかるので、エコーは受診しておきましょう!
羊水検査等より確実にわかる検査は、母体にもリスクがあるので医師に相談してから受診をする事をオススメします。
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