ダウン症の子供を普通学級に入れる事で問題行動は起こるのか?

ダウン症の子どもが就学する年齢になると、特別支援学級に入れるか普通学級に入れるかということで、保護者は大いに悩みます。

心臓に重い障害がある子どもでは、最初から特別支援学級を希望することでしょう。しかし、重い身体的な障害を抱えているわけではなく、健常児の兄弟があったり、本来の学区の学校に普通学級しか無い場合には、保護者は普通学級への進学を希望することも少なくないようです。

 

スポンサーリンク

 

教育委員会と学校との話し合いで決まる

ダウン症の子どもを普通学級に進学させたいと希望する場合、入学を希望する小学校と教育委員会の両方と、保護者が直接話し合うことになります。小学校では校長が対応します。

 

down-syndrome

 

教育委員会の基本的な立場は、学校が了承すれば問題ないというものになります。積極的に普通学級への入学を勧めることも拒否することもありません。本来の学区に進学を希望する場合、学校生活を送るうえで特別な器具や介助者が必要という状態でなければ、ダウン症の子どもだからという理由だけで入学を拒否することはできません。

ダウン症の子どもを直接世話することになる学校側は、多くの場合、やんわりと後ろ向きな対応をします。対応できる教員がいない場合、子どもへの適切な指導ができないからです。教員の受け持ち児童数が、普通学級と特別支援学級では大きく異なります。

細やかに個別の指導をすることが必要になるダウン症の子どもを普通学級で受け入れた場合、目配りが不十分になることが懸念されるため、多くの学校は積極的に普通学級に受け入れようとはしません。

知能検査をしたり、面接をしてみて自分の意見がはっきり言えたり理解力に問題がないと判断されたケースでは、校長が入学を認めることもあるようです。学校が受け入れを決めると、教育委員会はその決定を尊重します。

 

▶︎ダウン症の子供の特徴的行動について!

 

スポンサーリンク

 

3~4年生で転校するケースが少なくない

普通学級に入学しても、小学校の3~4年生で特別支援学級のある小学校に転校することも少なくありません。ダウン症の子どもが問題を起こすからではありません。周囲の子どもと打ち解け、問題なく学校生活を送っているように見えても、転校を学校側から提案されることがあります。普通学級では次第についていけなくなるからです。

小学校1~2年生では、さほどに高度なことを学習するわけではありません。ダウン症の子どもも授業についていこうと頑張ります。普通学級に入ったことで、友だちについていこうと頑張って、みんなと一緒の内容をこなそうとします。

一斉授業の形式をとりながら、ダウン症の子どもにだけ特別な課題を与えるというような授業運営の工夫もされます。学校側と本人の努力によって、低学年のうちは何とかなるケースも多いようです。

しかし、3~4年生になると、次第に授業についていけなくなります。そのため、児童数に対する教員の数が多く、専門の指導ができる特別支援学級への転校が検討されるようです。普通学級への進学を有意義なものと評価するか否かは、保護者の教育観によって異なります。

 

1・2・・>>次のページへ


スポンサーリンク


→ダウン症の出生確率を今すぐ7割軽減する


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ