NT検査はいつする?費用や精度はどの位なのか?
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NT検査は、胎児がダウン症の可能性がどの位あるのかを、初めて知らされる検査です。
妊娠初期に行われる、超音波検査の一つです。
NT検査は、いつ受けられるのでしょうか?費用や精度は、どの位でしょうか?
NT検査は超音波検査の一つ!妊婦検診の際に受ける超音波検査よりも更に精密な映像
NT検査は、赤ちゃんの首の後ろに形成される、薄く水分が溜まった部分(NT)の厚みを調べる検査です。
NT検査は、NTの厚みを正確に測定して、ダウン症の発生確率がどの位かを、推定する検査です。
超音波検査の一つです。
超音波で胎児の上体を大きく映し出して、NTの厚さを測ります。
胎児の身体の真ん中の縦向きの断面を、胎児の側面から観察すると、頚部の浮腫が分かります。
通常の妊婦検診の際に受ける超音波検査より、更に精密な映像です。検査結果は、即日判明します。
NT検査はいつからいつまでに受けられるのか?検査の精度は?
NT検査は、いつ受けられるでしょうか?受けられるのは、妊娠11週から13週の間です。
NTは、胎児の頭骨のてっぺんからお尻までの長さ(CRL)が、45~84ミリの時期に測定します。
検査に最も適した時期は、妊娠12週頃とされています。
NT検査は、スクリーニング検査です。
スクリーニング検査は、非確定的検査とも呼ばれています。
胎児に異常が起きていないかなどを調べ、確率で示すのが、スクリーニング検査です。
ダウン症の確率に関して言えば、NTの肥厚から診断できる精度は、75~80%とされています。
ちなみに、同じく侵襲度が低い母体血清マーカー検査は、いつ受けられ、精度はどの位かと言うと、妊娠15~21週に受けられます。精度は、80~85%です。
NT検査の費用は?健康保険は適用されるのか?
妊娠11週から13週の間に受けられるNT検査は、通常の妊婦検診で行う超音波検査とは、区別して行われます。
NT検査は、妊娠初期に行われるスクリーニング検査です。
スクリーニング検査は、健康保険の適用外の検査となるため、自費で支払います。
費用は、2万円程度です。
もっとも、妊婦検診も、健康保険は適用されません。
基本検査で3000~5000円、特別な検査を行うと、10000~15000円の費用がかかります。
妊婦検診の費用は、補助金で助成され、自治体によって助成額は異なりますが、自己負担額は、半額程度になります。
NT検査の費用が、通常の妊婦検診費に含まれている場合もあります。
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