葉酸とは?ダウン症の予防に葉酸サプリが人気の理由
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妊娠中に葉酸を摂取することは、母子手帳にも記載されているとおり、厚生労働省が積極的に推奨していることです。
世界的にも推奨されていますが、いったいどういう理由があるのでしょうか。
葉酸ってどんな栄養素?
葉酸は1941年にほうれん草から発見された栄養素です。
ビタミンB群に分類され、水に溶けやすい性質を持っています。
葉酸には動脈硬化を防ぐなどの効果も認められていますが、代表的な働きは身体をつくる細胞にかかわっています。
「核酸のもとになること」と「細胞分裂を促進すること」です。
核酸というのは、細胞核をつくるものです。
細胞核には身体の設計図ともいうべきDNAと、その身体をつくっているたんぱく質を合成するRNAが詰まっています。
そして、人間の身体は細胞が分裂と増殖を繰り返すことで維持されています。
これをつかさどるのが前で示したDNAとRNAで、DNAの設計図に従ってRNAがたんぱく質を合成しています。
葉酸はこれらの身体をつくる働きにとても深くかかわっています。
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ダウン症予防に葉酸が効く理由とは
ダウン症は染色体が分裂するときに、コピーミスをすることによって起こると考えられています。
このコピーミスが起こりやすいのが、精子や卵子ができるときと受精卵が細胞分裂をおこなうときです。
これらはどちらも妊娠前から妊娠初期の時期に起こります。
葉酸がダウン症予防に効果があるのではないかと考えられている理由は、こうしたダウン症の原因からきています。
妊娠前(妊活中)から妊娠初期にかけての葉酸不足を防ぐことで、ダウン症の発症リスクを抑えることができるのではないかと考えられています。
しかし、葉酸を補うだけでダウン症を完全に予防するのは難しいということには、留意が必要です。
とはいえ、葉酸不足が招くのはダウン症だけではありません。
葉酸不足を防ぐと、胎児の先天性異常のリスクを抑えるほか、妊婦さん自身の貧血などを予防することもできます。
日々の食事からはもちろん、サプリメントを上手に取り入れて葉酸をきちんと摂取しましょう。
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