ダウン症の赤ちゃんはいびきが特徴的?睡眠での注意点は睡眠時無呼吸症候群⁉︎

すやすやと眠る赤ちゃん。癒される姿です。

しかし、時に、寝ている赤ちゃんの方から何か音が…。そう、いびきです。

いびきを赤ちゃんがかくのかと訝り、音の正体に気づくのが遅れることも少なくありませんが、赤ちゃんがいびきをかくこと自体は、それほど奇異なことではありません。

風邪気味でお鼻の調子が悪い時など、赤ちゃんもいびきをかきます。

ただし、いびきの中にも、注意を要するいびきがあります。

 

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ダウン症の赤ちゃんはいびきをかきやすい⁉︎

baby

赤ちゃんに特化した調査は行なわれていませんが、ダウン症の人はいびきをかきやすいことが知られています。

九州大学の研究チームが平成25年度に行なった調査です。

調査対象の71%の人にいびきが確認されたということです。

ダウン症の人がいびきをかきやすいのは、上顎の発達が不十分で小さく、舌が大きいため、口の中の空間のうち、上咽頭が狭いことが影響しているとされています。

また、扁桃腺が肥大しやすいことも、いびきをかく原因と言われています。

扁桃腺の大きさ自体は、健常者と大して変わらない場合でも、ダウン症の人は、口の中の空間が狭く、気道もやや狭く、呼吸に使われる筋肉の量や働きが少ないため、影響が大きくなると考えられています。

口の中の構造に加え、ダウン症の人では筋緊張が弱いため、口の中の最大の筋肉の塊である舌が、寝ている間に喉の奥に下がりやすいとされています。

いびきは、舌の付け根が奥へ下がり、そのまわりの筋肉が緩んで喉が狭くなった状態のところを息が通り、喉の粘膜が振動して発する音です。

舌や喉の筋肉が緩んだ状態で、いびきはかきやすいため、筋緊張が弱いダウン症の人は、いびきをかきやすいと言えます。

ダウン症の赤ちゃんの養育ブログを読むと、かなり大きないびきをかき、唸っているように聞こえることがあると紹介されています。

そうした大きないびきは、ダウン症の人に特徴的な口の中の構造と、舌や喉まわりの筋緊張の弱さが原因と考えられます。

 

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ダウン症の赤ちゃんに注意が必要な睡眠時無呼吸症候群

大きないびきをかくだけなら、心配はいらないとされています。

もともと赤ちゃんは、気道の組織が柔らかいため、息が通る時に喉の粘膜が震えやすいと言われています。

ただし、いびきをかいた後に呼吸が止まっていたら、病院を受診させた方が良いとされています。

睡眠時無呼吸症候群の疑いがあるためです。

ダウン症の子供の睡眠状態を調べた調査があります。

1~10歳のダウン症の子供23人と健常者の子供のうちいびきをかく子供13人を対象に調べた調査です。

調査の結果、ダウン症の子供の方が、呼吸障害が有意に多く認められました。

また、ダウン症の子供の睡眠は、健常者でいびきをかく子供よりも断続的であることも分かりました。

ダウン症の赤ちゃんがいびきをかいていたら、まずは寝るスタイルを変えてみましょう。

横向きで寝かせると、気道の通りが良くなり、いびきをかきにくくなります。

横向きに寝かせ、背中にクッションを当てておくと良いでしょう。

また、いびきをかいた後に呼吸が止まるようなら、病院を受診するようにしたいものです。

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