ダウン症30歳から確率を年齢別グラフで見た結果は!
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妊娠しているすべてのお母さんにとってとても気になる問題がダウン症に関することです。
自分のお腹の中にいる子供がダウン症なのかどうかによって、場合によっては出産を諦めることもあるでしょう。
高齢出産とダウン症
特に高齢出産の場合はダウン症児が生まれる可能性が高いことが分かっており、一般的には35歳以上は危険性が高いとされています。
しかし、現在30歳の方にとっては、果たして自分はダウン症児を産んでしまうリスクがどれくらいあるのか敏感になっている方も多いのではないでしょうか。
心配な方は、30歳からのダウン症の確率を年齢別でグラフにまとめてみた結果を見てみると良いでしょう。
インターネットで調べれば、年齢別のダウン症児の確率のグラフを見ることができます。
グラフを見ると、30歳では確率が700人に1人の割合であり、年齢とともに上昇していき、34歳では500人に1人、35歳では450人に1人となっています。
したがって、今30歳の方の場合は、たとえば30歳で出産をした方が700人いれば、その中で1人はダウン症児の可能性があるということになります。
この確率を高いと考えるか低いと考えるのかは人それぞれでしょう。
大部分の方はたとえ30代で妊娠をしたとしてもダウン症が生まれることはほとんどないです。
▶︎ダウン症の子供はなぜ天使と言われるのか?理由は笑顔が可愛いから?
生涯顔が変わらないわけではない
ダウン症の子供は、いくつもの身体的特徴を持つことが知られています。
その特徴は、顔に集中しやすく、重度の場合は、一見してダウン症と分かることがあります。
顔に現れるダウン症の特徴は、顔の中心部と周辺部との成長速度の違いから生じます。そのため、平坦な印象を受けることが少なくありません。
顔の隆起が大きい西欧の人だと、平坦な印象を与える顔立ちは、非常に目立ち、ママが赤ちゃんを連れて歩くと、至るところでダウン症を疑われるようです。
そのため、早い時期から、整形を考える保護者もいるとのこと。
日本人の場合、西欧人ほど、顔の隆起が大きくないため、軽度のダウン症の場合は、ほとんど周囲が気づかないこともあります。
特にまぶたに現れる特徴は、東 洋人だとあまり目立ちません。
ダウン症だと、上まぶたの皮膚が内側まで伸びて目頭を覆う状態になりますが、この特徴は、ある程度、東洋人なら持つもので す。
ですので、ダウン症特有の顔立ちが、人目につくことも、日本人の方が、西欧人よりも少ないと言えます。
また、ダウン症の子供の顔は、成長するにつれて、変化します。
生涯、同じ顔立ちということではありません。顔の変化は、身長が伸びるのが止まった後も続くことが分かっています。
つまり、思春期以降も、顔の成長は続き、顔立ちは変化するわけです。
最も大きく変化するのは6~15歳の頃
ダウン症の子供の顔立ちの変化を調べるには、同じ患者に対して、20年以上調査を続ける必要があります。
かなり困難な研究です。
そのため、研究対象とできた患者の数は、115人と限られたものになりますが、1歳から36歳までのダウン症患者を対象に、頭部を、頭・顔・目の窪みの周辺・鼻・口と耳の5つの領域に分けて、25カ所の寸法を測った調査があります。
トロント小児病院とトロント大学形成外科の共同研究です。
調査では、対象となる患者の年齢を、1~5歳、6~15歳、16~36歳の3つのグループに分けました。
1~5歳のグループでは、3つの測定値が、正常値の方が異常値を上回っていました。
逆に言うと、ダウン症に特徴的な異常値が随所に見られたことになります。
しかし、6~15歳のグループでは、正常測定値の割合が優位に増加。特に目の周りの測定値は、正常値が増えていくことが確認されました。
異常な測定値の数は、1~5歳のグループで最も多く、16~36歳のグループが最も少ないことが分かりました。
その中間に当たる6~15歳で、正常値の割合が増加しています。
ダウン症の子供の顔の寸法は、成長するにつれて、正常値に近づいていること、その成長は特に6~15歳に目覚ましく起こっていることが分かります。
また、身長の伸びが止まっても、顔がいわゆるノーマルに近づく変化は、続いているとされています。
35歳以降の出産について
35歳以降になると途端に確率は上昇していき、40歳では100分の1、つまり1%の確率となっています。
40代以降となればダウン症児が生まれる確率はかなり高いことが実感できるため、出産を控える方は多いです。
現代の日本では晩婚化が進んでおり、30歳で初めての出産を迎える方も珍しくなくなっています。
今30歳で子作りをしようかどうか迷っている方は、ダウン症児に関しては必要以上に恐れることはないでしょう。
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ダウン症30歳から確率を年齢別グラフで見た結果は!のまとめ
30歳からは700人のうち1人がダウン症の子供を出産する可能性があるとのことですが、実際これが多いのか?少ないのか?という点で見たら年間約100万人ほどの赤ちゃんが生まれます。
40歳以上になると100分の1になるという点からすると、子供の出産の全体から見てみると比較的少ないように感じました!どうしてもダウン症が不安という方はやはり出生前診断をするべきだと思います。
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