ダウン症検査!クアトロテストとは?
2013年3月に
新型出生前診断(NIPT)が
国内で認可されてから、
注目されている妊娠時のダウン症検査です。
ではクアトロテストとは一体何でしょう?
東尾理子がクアトロテストを全国区にした?
クアトロテストという
名前をプロゴルファーで
タレントの東尾理子さんの報道を通じて
知ったという方も多いのではないでしょうか?
http://www.recipe-blog.jp/profile/55599/blog/12308812より引用
東尾理子さんの
2012年6月3日のオフィシャルブログには、
妊娠15週でクアトロテストを受け、
ダウン症の確率が82分の1と告知されたけれども、
どんな子でも自分たちを
選んでくれたのだから
羊水検査は受けないといった
内容の記述がありました。
このクアトロテストとは、
母体の血液を10ml程度採取し、
その血液中に含まれる
4種類の成分(AFP、非抱合型E3、hCG、インヒビンA)から、
胎児がダウン症、18トリソミー、
開放性神経管欠損症である
確率を予測するものです。
クアトロテストのダウン症検出率81%
この検査結果で陽性と出てもその結果は
「ダウン症児かもしれない」
という可能性を示唆するものにとどまり、
確定診断を得るためには別途、
羊水検査などを受ける必要があります。
正確性に欠ける検査ではありますが、
費用が1~2万円と安価であること、
羊水検査などと異なり
流産の危険性を伴わないものであることから、
羊水検査などの前に
受けることが多いようです。
実際に、
東尾理子さんも羊水検査の前に
この検査を受けられているうえ、
生まれてきた子の染色体を検査したところ
ダウン症児ではなかったそうです。
なお、このクアトロテストによる
ダウン症の検出率は
81%程度といわれています。
一方、これと同じく母体の血液から
胎児がダウン症であるかどうかを
知ることができる新型出生前診断は、
ダウン症でない可能性を99.9%判断できるものです。
しかし、
費用が20万程度かかり、
また検査対象となる条件が
限定されているため、
誰もが気軽に
受けられるものではないようです。
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