ダウン症の出生前検査は年齢制限があるって本当なのか!?

一般的には35歳を過ぎると

染色体異常が起こりやすくなると言われています。

 

そのため、

ダウン症などの染色体異常があるかどうかを調べる出生前診断は、

原則として35歳以上の妊婦を対象としてきました。

 

しかし、

2013年10月から年齢制限を取り払った

新型出生前診断が研究目的で導入されるようになりました。

 

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新型出生前診断とはどのようなものか?

導入から1年ほどの間に

8000人以上の妊婦が受けたとされる新型出生前診断。

特徴は2つあります。

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1つは、

従来の出生前診断に設けられていた

年齢制限を取り払ったということ。

35歳未満の妊婦も自由に受けることができます。

 

もう1つの特徴は、

検査に掛かる費用が安くなったということです。

 

従来の出生前診断は21万円掛かっていました。

 

そのため、

経済的な理由から検査を受けることを

断念する人もけっして少なくはありませんでした。

 

新型出生前診断の費用は2万5000円。

 

検査を受けるハードルが一気に引き下げられたと言えるでしょう。

 

検査方法は2つ。

血液中の特定たんぱく質の濃度などを測る

新しいタイプの母体血清マーカーが1つ。

 

もう1つは、

超音波で胎児の首の後ろのむくみを測るNT測定です。

この2つを組み合わせ、

妊婦の年齢を考慮して染色体異常の確率を出します。

 

ダウン症診断精度は83%とされています。

妊娠11~14週に行う検査です。

 

従来の出生前診断の精度が90%以上とされていたので、

多少精度が落ちますが、

確定診断に準ずる検査として注目されています。

 

また、

羊水検査のように腹部に針を刺すわけではないので、

胎児への影響は無いと言って良いでしょう。

 

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新型出生前診断に対する賛否両論

新型出生前診断の導入には賛否両論があります。

 

ダウン症協会は、

出生前診断がマススクリーニングとして

一般化することや安易に行うことに反発しています。

 

母胎内で育ちつつある命と

それを幸福と不安のうちに育んでいる妊婦に

命の選別を迫ることになりかねないからです。

 

一方、

ダウン症の出生前診断の結果を

正しく医師から伝えられなかったことを

問題として提訴しているケースもあります。

 

妊娠を継続するか、

人工妊娠中絶をするかという選択の機会を

奪われたとする立場からの提訴です。

 

ダウン症の出生前診断は、

中絶の選択と密接に関連しているのが実情です。

 

妊娠中に胎児がダウン症ではないかとの不安を感じただけで、

産んで育てる自信がなくなったという妊婦は少なくありません。

 

ダウン症の子どもを安心して

育てられる環境が整っているとは言い難い現状だからです。

 

しかし、

中絶というのは、

妊婦の心に辛い重荷となる決断です。

 

診断結果が分かって中絶を考えることに罪悪感を抱く妊婦が大半でしょう。

出生前診断のハードルが下がって苦悩する妊婦が増えるのも事実です。

 

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