ダウン症の大人が入居できる施設のまとめ

21番染色体が1本多い、突然変異による疾患、ダウン症。

発生頻度は、およそ1000人に1人と言われています。

多くの場合、知的な発達に遅れが見られ、心疾患を伴うケースもあります。

生まれた我が子がダウン症だと診断された時、どの保護者も思い悩むのは、子供が大きくなった時、どうやって生活していくのか、親が一生面倒をみられるだろうかということのようです。

ダウン症の子供が大きくなった時、どのように生活しているのでしょうか?

 

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特別な財産が無くてもなんとか生活できる

downsyndrome

障害児は、かつては、よほど裕福な家庭でなくては育てられないと言われてきました。

公的な支援が不十分だったからです。

しかし、近年、公的な支援が急速に整ってきました。

現在では、国や自治体にはさまざまな支援制度があり、ダウン症の子供の家族に特別な経済的負担がかかることは無いと言われています。

公的な支援を受けるには、子供のうちに療育手帳を取得することから始まります。

療育手帳は、知的障害の程度を認定するものです。

療育手帳には、1から4までの段階があり、数字が小さいほど重度になります。

ダウン症の場合、だいたい4度か3度に認定されます。

認定された等級に応じて、心身障害者福祉手当、特別児童扶養手当、児童育成手当が支給されます。

20歳になると、障害基礎年金を受給できます。

1級で月8万円、2級で月6万6000円ほどです。

療育手帳が重度の場合は、心身障害者医療費の助成で、65歳まで医療費が無料、または一部免除されます。

 

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▶︎中年のダウン症を施設にあずけるには入所費用は幾らかかるのか?

 

グループホーム事業が進んでいる

親が高齢になって、ダウン症の子供の面倒をみられなくなった場合、知的障害者専用の入所型施設が選択肢に上がってきます。

ただし、知的障害の程度が重くない場合には、グループホームでの生活という選択肢もあります。

公営住宅を利用したグループホーム事業は、近年、飛躍的に進んでいます。

作業所で軽作業をして月に1~2万円ほどの収入を得れば、なんとか自分の収入だけで自活できる利用料です。

現在では、高齢の親が、中年になったダウン症の子供の面倒をみられなくなって生活が破綻するということは、なくなっています。

グループホームは、15年ほど前までは、就労していること、もしくは就労訓練をしていることが、入居の条件でしたが、近年は、こうした入居条件はなくなりました。

何かが出来なければ入れないということはないのです。

仮に寝たきりであっても、一人暮らしは可能とされています。

また、2009年頃までは、グループホームというと、個室はあるものの、居間や食堂は共有スペースというスタイルでしたが、最近では、入居者のプライベートな時間を尊重してアパートタイプが増えてきているようです。

管理人は、もちろんいます。

ダウン症の人の自活の道が広がってきている今日、むしろ、大きな問題は、保護者の子離れだと指摘する関係者もいます。

「いずれ、そのような時が来るだろうけど、ウチの子はまだ早い」と、ダウン症の我が子を手放したがらない保護者は、非常に多いようです。

しかし、子供が自立を願う20代に子供を出してあげることが、子供の生活の安定につながるとも指摘されています。

充実してきたグループホームは、地域社会での自立を願うダウン症の人の有望な選択肢と言えるでしょう。

 

▶︎ダウン症児の白血病について!発症確率は?予後はどうなのか?


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